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 液状化とは、地震動のせん断応力の繰り返し作用により、地盤内の間隙水圧が上昇する事に於いて、過剰間隙水圧が発生して有効応力が減少する結果、飽和砂質土がせん断強さを失う事を言います。
 液状化によって発生する被害に、地中構造物(マンホール等)の浮上現象があり、この現象は比重の軽い地中構造物等が過剰間隙水圧による浮力上昇と地盤のせん断応力の減少によって浮き上がる事を言います。
液状化未対策
液状化対策済
過剰間隙水圧により浮力が上昇し、摩擦力も減少する為、マンホールが浮上する。
人工ドレーンにより過剰間隙水圧が消散され摩擦力が保持出来る為、マンホールの浮上が抑制出来る。
 本工法は、液状化対策工法の中で過剰間隙水圧消散工法に分類され、透水性の高い人工ドレーン(ポリプロピレン樹脂製)をドレーン打設機にてマンホール周囲に埋設し、水平方向の排水距離を短縮して地盤の排水性を高め、地盤内の過剰間隙水圧を消散する工法です。
マンホール周囲の過剰間隙水圧の消散は、浮力の上昇を抑え、地盤の有効応力を保ち摩擦力を保持する結果、マンホールの浮上を防止する事が出来ます。
 液状化の発生を抑制する対策の原理と分類を下図に示します。
((社)日本下水道協会刊『下水道施設の耐震対策指針と解説 2006年版』215貢より抜粋)
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