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              |  頭部処理の方法は、過剰間隙水が人工ドレーンに吸収消散されたあとの排水先によって次のような排水消散方法があります。(1) 	マンホール周囲の砕石マットに排水消散する「地表部消散標準型」
 (2) 	個々のドレーン孔に設けた砕石マットに排水消散する「地表部消散分離型」
 (3) 	人工ドレーンと側溝の間の接続パイプを通して側溝に排水消散する「地表部消散側溝型」
 (4) 	人孔側壁に排水口を設け人孔内に排水消散する「人孔内消散低水位型」
 (5) 	人孔内消散型の内、周囲の高い地下水位に合わせる「人孔内消散高水位型」
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              |  路盤下のマンホール周囲に砕石マットを設ける。ここに人工ドレーンを通って消散されてきた間隙水を一時的に排水し、過剰間隙水圧を排水消散します。施工方法は、地表から砕石マットを設置する深さまでを掘削します。人工ドレーン打設後、上端部にドレーンキャップを設置し、不織布で覆う。その後人工ドレーン周囲及び上部を砕石で埋め戻し、砕石マットとします。施工図を下図に示します。
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              | 新設1号人孔 | 既設人孔 | 
            
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              |  個々の独立したドレーン孔に分離砕石マットを設ける。ここに人工ドレーンを通って消散されてきた間隙水を一時的に排水し、過剰間隙水圧を排水消散します。施工方法は、個々に地表から砕石マットを設置する深さまでを掘削します。
  人工ドレーン打設後、上端部にドレーンキャップを設置し、不織布で覆う。その後人工ドレーン周囲及び上部を砕石で埋め戻し、砕石マットとします。
 施工図を下図に示します。
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              |  路盤下で人工ドレーンから側溝の排水口までの間に接続パイプを埋設設置し、人工ドレーンを通って消散されてきた間隙水を側溝に排水し、過剰間隙水圧を排水消散します。施工方法は、地表から接続パイプを設置する深さまでを掘削します。
 人工ドレーン打設後、接続パイプを人工ドレーン上部と接続し、側溝の排水口まで設置します。排水口には平常時の側溝水が逆流しないように逆支弁を設けます。施工図を下図に示します。
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              |  人孔側壁に排水口を設け、人工ドレーンからの過剰間隙水を、接続管を通じて人孔内に排水消散します。周囲の地下水位が排水口の位置より低い場合に採用します。施工方法は、新設マンホールの場合は埋め戻し前に、取付け金具にて人工ドレーンをマンホールに固定し、接続管にて人孔側壁の排水口と接続します。
 既設マンホールの場合は、マンホール側壁の排水口の深さまで掘削し、その掘削底部より人工ドレーンを打設埋設後、人工ドレーンとマンホール排水口を接続管にて接続します。施工図を下図に示します。
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              |  人孔側壁に排水口を設け、人工ドレーンからの過剰間隙水を、接続管を通じて人孔内に消散します。周囲の地下水位が排水口の位置より高い場合に、平常時の地下水位がマンホール内に自然流下しないようにサイホン型の接続管を採用します。施工方法は、低水位型と同様に行います。施工図を下図に示します。
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